企業セミナー

ランチョンセミナー

バイオタージ・ジャパン株式会社

日時 11月8日(水)12:50 〜 13:50
演題 膜傷害性ペプチド改変による細胞質送達ペプチドの創製
PeptiRen と⾃動サンプル前処理システム Biotage® Extrahera™ を⽤いた合成ペプチドのクリーンアップ
演者 川⼝ 祥正(京都⼤学 ⼤学院薬学研究科薬科学専攻 ⽣体機能化学分野 助教)
熊倉 史雄(バイオタージ・ジャパン株式会社)
概要

膜傷害性ペプチド改変による細胞質送達ペプチドの創製

遺伝⼦組換え酵素や抗体などのタンパク質は優れた⽣理機能を有する。しかし、これらは、親⽔性が⾼い⼤きな分⼦であることから細胞内に移⾏することができず、遺伝⼦導⼊によって細胞内に発現させるか細胞外で使⽤するかに限られている。これらのタンパク質を細胞内に導⼊する技術が開発されれば、細胞機能制御の幅が拡⼤され、⽣命科学研究や創薬研究に⼤きなブレークスルーをもたらすと考えられる。それに対して、我々は毒素由来の膜傷害性ペプチドを鋳型にして、タンパク質を細胞質に送達するためのペプチドを開発している。本講演では、これらのペプチドの設計、送達メカニズム、タンパク質送達例について紹介します。

PeptiRen と⾃動サンプル前処理システム Biotage® Extrahera™ を⽤いた合成ペプチドのクリーンアップ

96well plate にペプチド精製⽤のシリカを⽤いた PeptiRen-96 C18 と⾃動サンプル前処理システム Biotage® Exrahera による迅速なパラレルペプチド精製について紹介します。


株式会社ペプチド研究所

日時 11月9日(木)12:10 〜 13:10
演題 ペプチド研究所の研究 —Beyond frontiers—
演者 吉⽮ 拓(株式会社ペプチド研究所 代表取締役 副社⻑)
概要

我々は50年近くに亘り、⾼い品質を持つ様々なペプチドを世界中に提供することで、ペプチド研究の発展に貢献してまいりました。本日はこれまでに我々が研究者の皆さまとともに開拓してきたペプチド科学について簡単に紹介させていただきます。また、近年、研究者の皆さまにご利⽤いただいている弊社オススメの試薬・サービスについてもいくつか紹介させていただきます。


CEM Japan 株式会社

日時 11月10日(金)12:55 〜 13:55
演題 SPOT 合成法によるエピトープマッピングと CEM ペプチド合成装置のアップデート
演者 横野 健(CEM Japan 株式会社)
佐藤 公一(CEM Japan 株式会社)
概要

医薬品として、また機能性食品としても注目を集めているペプチドですが、これらをはじめとする多くの分野での開発研究が、ペプチドアレイを用いることにより大幅に効率化、高速化できることはあまり知られていません。本セミナーでは、このペプチドアレイをそのままアッセイできるセルロース媒体の上に直接合成する SPOT 合成についてお話をさせて頂きます。

SPOT 合成のしくみの説明の後に、SPOT 合成を用いたエピトープマッピング、ペプチドライブラリによる結合能の最適化、アレルゲンの同定、ウイルスに対する抗体のスクリーニング、パラトープ解析、インヒビターの最適化、PNA アレイ、Quantum dot・炭水化物結合アッセイの実例を紹介させていただきます。