近年、ペプチド配列を精密設計することで、期待通りの二次構造・三次構造および集合構造(四次構造)を創製することができるようになっています。また、ランダムライブラリーからのセレクションにより、狙った機能を有するペプチド材料の創製も盛んに行われています。本フォーラムでは、ペプチドからなるナノ集合体・イオンチャネル・触媒・細胞機能調節材料の創製と評価について、国内の主たる研究者に話題を提供して頂き、材料化学や創薬・医療への展開に関して討論することを目的とします。

日時 2019年10月5日 13:00〜18:00
場所 鳥取大学工学部 講堂
世話人 松浦和則(鳥取大)
主催 日本ペプチド学会
共催 日本化学会
後援 高分子学会
参加費 無料
内容
  1. 「機能性素材・創薬を指向したペプチドミメティック」
    玉村 啓和(東京医科歯科大学 生体材料工学研究所)
  2. 「脂質二分子膜デバイスを用いた膜ペプチド計測」
    川野 竜司(東京農工大学 工学研究院)
  3. 「Tau 由来ペプチド設計に基づく微小管内部空間の機能開拓」
    稲葉 央(鳥取大学 工学部)
  4. 「タンパク質ナノブロックによる自己組織化ナノ構造複合体の創製」
    新井 亮一(信州大学 繊維学部)
  5. 「メタル化ペプチドを基盤とする人工酵素の創製」
    高谷 光(京都大学 化学研究所)
  6. 「環境応答型分子シャペロンが見せる可逆線維化反応とその応用」
    溝端 知宏(鳥取大学 工学部)